そのときは産卵の邪魔をする厄介者を、 自分のテリトリーから排除することが第一義となる。
そのタイミングがいつになるかはそれぞれ。
アングラーは、その雰囲気を掴まなければ、 バスへのアピールとニーズが一致することはない。
喰わせのパターンに慣れてしまえば、 それが、手堅いパターンだと思い込んでしまう。
無意識に葬儀手が伸びてしまう戦術の手堅さは本当だろうか。
産卵までの春という季節は、バス釣りらしい季節。
考えるということを再認識させられる季節なのだ。
フィールドの春は、一度には訪れない。
水深の浅いところや風や太陽の差し込む方向によって、 水温や状況というのは異なってくる。
また、すべての個体が産卵を始めるのではなく、 遅れるものもいれば、何度も行うものもいる。
また、当然ながらオスメスの行動の違いもある。
つまり、ある時期においては、 様々な状態のサカナがフィールドには存在する。