今日、実家の母と二人でお悔やみに行ってきた
先日亡くなった同級生のところへ
綺麗に飾られた花の真ん中には優しそうな彼の写真が
こちらを向いて飾られていた
『ホントにホントなんだなぁ…』
写真をボンヤリ眺めそんなことを思いながら
彼のお母様と私の母の会話に私は黙って耳を傾けていた
あの事故の裏側で何があったのか…
なぜ彼が犠牲になったのか…
残された人に対して投げ掛けた報道関係者の配慮のない
言葉がどんなものだったのか…
ニュースや新聞では語られないことをお母様がゆっくり話してくださった
パート社員への待遇改善と
“しばらく会社休むから”
という言葉を残し旅立った彼
『あの子、本当に優しすぎてさ…自分犠牲になっても周りを考えて
今さらだけど…良い息子だった…葬儀終わってもまだ信じられなくて
玄関開けて帰って来る気がするのよ』
すっかり枯れ果ててしまったのか涙を流すことなくそう話す
お母様の言葉が切なくてツラかった
『わざわざありがとうね』
帰り際、お母様に声をかけていただき母の運転する車に乗り込むと
ぽろぽろぽろぽろ…
見送ってくれたお母様の姿にグッと堪えていたものが溢れて
私の目から涙がこぼれた
我が子を失った母親ってのはあんなにも小さいものか……
逝ってしまった人と残された人、やっぱり残された人の方が
乗り越えるものが大きくてツラいのかもしれないな…